東京の今と昔を比較できる!オススメの古地図サイト紹介

               

東京という街は日々進化を続けています。
2020年には山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の開業や、渋谷の「ミヤシタパーク」のオープンなどが話題になりましたよね。

高輪ゲートウェイ駅

出典:高輪ゲートウェイ駅 – Wikipedia

 

新宿では近年小田急百貨店や新宿ミロードなどの商業施設が営業を終了し、再開発が予定されていたり、東京駅近辺では2027年に誕生予定の地上390mのビルを有する「常盤橋再開発プロジェクト」など、今後の東京の進化から目が離せませんね。

 

日々進化を続ける東京ですが、「昔はどんな様子だったんだろう?」「子供の頃の街の様子を懐かしみたい!」と思う方もいるかと思います。

今回はそんなあなたに向けて東京の今と昔を比較できる古地図サイトを紹介します!

 

 

地理院地図

一つ目は国土地理院が運営する「地理院地図」というサイトです。

国土地理院といえば国内の測量を行い「地形図」を発行している機関ですから、まさに国公認の古地図サイトと言えそうです。

 

「古地図」サイトとして紹介していますが、正確には昔の航空写真が見られるサイトになります。

何よりの特徴は閲覧できる航空写真の年代の幅広さでしょう。
1928年頃のものから1990年まで、8種類の航空写真を見ることができます。

年代によっては東京以外の写真を見ることができますし、1970年代以降は日本全国のものを閲覧できます。

 

以下、使い方を簡単に説明します。

サイトを開いた後、左上の「地図」と書かれたアイコンをクリックするとメニューが開きます。

地理院地図1

左上の「地図」アイコンをクリックすると…

地理院地図2

メニューが開く!

 

メニューの一番上、「年代別の写真」の項目をクリックすると閲覧する航空写真を選択できるようになります。

地理院地図3

 

メニュー下の「選択中の地図」では、現在選択している地図を確認できます。
目のアイコンで表示・非表示を切り替えたり、透過率を調整して地図を比較したりできます。

地理院地図4

 

デジタル古地図

公益財団法人特別区協議会が公開している「デジタル古地図」は明治時代の東京(現在の23区)の地図を掲載しています。

以下の3種類の地図を見ることができます。

  • 東京五拾区縮図(1869年・明治2年)
  • 二組の東京15区区分地図(1888年・明治28年初版)(1911年・明治44年初版)
  • 東京府15区8郡時代の町村区分図(明治29(1896)年から昭和7(1922)年)

 

 

今昔マップ on the web

今昔マップ on the web」では1896〜2005年まで、幅広い年代の地図を閲覧・比較することができます。

年代によっては日本全国の地図を見ることができますが、東京(首都圏)に関しては以下の各年代の地図が閲覧可能です。

  • 1896~1909年
  • 1917~1924年
  • 1927~1939年
  • 1944~1954年
  • 1965~1968年
  • 1975~1978年
  • 1983~1987年
  • 1992~1995年
  • 1998~2005年

 

 

古地図 with MapFan

二つ目に紹介するサイトは「古地図 with MapFan」です。

このサイトでは現代の東京と昭和(東京オリンピック前)の東京、または江戸時代を比較することができます。
特に江戸時代の地図を見られるのはとても魅力的ですね。

追記:残念ながら、現在は閲覧出来なくなっています。

 

 

まとめ

以上、東京の古地図を見られるサイトをご紹介しました。

それぞれのサイトごとに特徴があるため、使い分けて昔の東京に思いを馳せてみてはいかかでしょうか。

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