マッパ・ムンディをブラウザ上で閲覧! Virtual Mappa 2.0の使い方

               

中世ヨーロッパで作られていたマッパ・ムンディ

詳細に描かれているものも多いですが、画像を拡大してみても細かい図像などはモザイクみたいにジャギーが目立って見づらかったりしますよね。
また、地図上に書いてある文章が気になってもラテン語などで書かれているので理解できない!という人も多いかと思います。(そもそも細かいと文字の識別も難しいですし…)

 

しかし、ここで紹介する「Virtual Mappa 2.0」というWebサイトを使えば色々なマッパ・ムンディをブラウザ上で閲覧できます!

英語のサイトにはなりますが、「ヘレフォード図」や「ロンドン詩篇の世界図」、「アングロサクソンマップ」や「ソーリー図」など、当サイトでも紹介しているような比較的有名なマッパ・ムンディが揃っていますので、この記事を参考に是非使ってみていただければと思います。

 

Virtual Mappa 2.0とは

Virtual Mappa 2.0は、様々なマッパ・ムンディをブラウザ上で拡大・縮小しながら閲覧したり、地図上の記述や図像の英語訳や解説を参照できるオープンアクセスソフトウェアです。

2020年5月現在閲覧できるマッパ・ムンディは以下の13種です。

 

大英図書館と共同で行っているのでイングランド製の地図がほとんどですね。

 

 

Virtual Mappa 2.0の使い方

ここで、Virtual Mappa 2.0の使い方を紹介します。

地図を開く

まずは以下のリンクにアクセスします。

Virtual Mappa 2.0

 

すると以下のようなページが開くと思います。

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット1

 

左側のメニューに閲覧できる地図の一覧が表示されています。

ここではヘレフォード図を例にして説明していきます。

 

「Hereford Map (Hereford Cathedral)」の項目をクリックします。
すると以下のようにメニューが開きます。

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット2

 

開いたメニュー項目の中でヘレフォード図がサムネイルになっている「Hereford Map (Hereford Cathedral)」を選択すると右側に地図が開きます。

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット4

 

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット3

なお、最初は上の画像のように表示がおかしいかもしれませんが、しばらく待っていればちゃんと開くのでご安心ください。

 

他の地図を閲覧したい場合も同様にメニューを開いてから、サムネイルの付いている項目を選択すればその地図を開くことができます。

 

地図を開いたら、左上の   (三本線)をクリックしてメニューを閉じておきましょう。

 

画面の見方

 

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット5

 

左のバーを動かすことで、地図の拡大・縮小ができます。

記述や図像の検索は上の「Search project…」と書かれた検索バーから行えます。

また、その右側のプルダウンから画面のレイアウトの変更が行えます。

 

 

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット6

青やピンクの線が図像や記述を囲っていますが、その線をクリックすることで上のように関連する説明へのリンクが表示されます。

各項目をクリックすると下の画像のように説明が横(もしくは下)の新しいタブ上に表示されます。

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット7

 

説明タブ内では、上から

  • Diplomatic Transcription(原文のままの表記)
  • Normalized Transcription(スペルなどを一般的なものに直した表記)
  • English Translation(英語訳)
  • Notes(その他備考など)

が書かれています。

Virtual Mappa 2.0スクリーンショット8

 

上の画像の「Ihesus Nazarenus」のように色の付いている文字はクリックすることで、そこからさらに関連した説明や他の地図を参照できます。

 

また、地図のタブ右上の (目のマーク)から地図上のリンクを示す線の表示・非表示を切り替えることができます。

 

 

まとめ

以上、Virtual Mappa 2.0の使い方の解説でした。

英語が苦手な場合はブラウザの翻訳機能やGoogle翻訳などを使うことで(完璧な翻訳は難しいですが)理解の助けになると思うので、そちらの利用も検討してみてください。

 

操作性などに関しては正直まだ改善の余地があるかなと個人的には思いますが、無料でこれだけのマッパ・ムンディが閲覧できるのは本当にありがたいことだと思います。

Virtual Mappa 2.0を使う事で、各マッパ・ムンディへの理解をより深めることができるのではないでしょうか。

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